広告 東洋哲学

49 ䷰ 沢火革

革は己日にして乃ち孚あり。元いに亨る。貞しきに利あり。悔亡ぶ。

 

次女と少女が同じ家にいて、座る順番が逆、互いに気持ちの合わず状態。(䷥ 火沢睽 火と沢=反目している状態。沢火革はいよいよぶつかる。)己(すで)に革(あらた)むべき時にいたって、これを革ためれば孚である。だから人々がしんじて説(よろこ)ぶ。元亨利貞になる。道理にあっていれば悔いはなくなる。革命とは天の命である。

 

今まで調子が悪かったことが良くなる。方針を変更してよい結果が出る。何事も改まるときで、大きな変化が起こる。考えすぎてチャンスを逃すことがある。転職も良い。女難がある。環境が変る。旧を捨てて、新しいことをするによい。革新の時である。

 

繁掛伝 筮竹での占いのやり方 おおよそ50本=49本 49番目の卦ということで重要

 

初六 時期尚早で改革はまだできない。

六二 無理に改革しようとすれば失敗する。時機をうまくとらえれば良い。(5爻が応じて引き上げるから待て)

六三 自重して、再三みなの意見を聞くとよい。なかなか決断できないとき。(才気ある2代目が暴走するのは皆の意見を聞かないから)

六四 改革の時。旧を去り新にするとき。

六五 改革を実行して成果あり。昇進する。(大人、夏から秋に変る 虎の毛がが変る)

上九 改革が一段落する。十里あのものは一新された。強行はしない方がよい。(君子、変ってしまって、小人は君子について行く、行き過ぎてはいけない。)

 

商売では

最初は振るわないが、だんだん変化して最後は良い結果になる。従来の行きがかりを捨てて方針を変えていった方がいい。変化が多いので平凡にはいかない。迷って損失することがある。利益はある。相手に心代わりがあるから注意した方がよい。新規にすすめて旧を捨てた方がいい。勝負は勝ち。

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